ミューコミプラス


2020.03.09

映画『一度死んでみた』脚本・澤本嘉光さんとにっちやんの邂逅デス!!

【今日のミュ~コミ+プラス】
本日のゲストはCMプランナー/クリエイティブ・ディレクターの澤本嘉光さん

にっちやん曰く、その優しげな佇まいは“接近イベントではがしの前にはがれていく質の良いオタク”のよう・・・。
初対面でそんなことを言われている澤本さんは「すごい楽しい・・・」ととても好意的なリアクション!その反応がとても優しい・・・!!

そんな澤本さんは、優しいおじさんではなくCMプランナーそしてクリエイティブ・ディレクター!
にっちやん「すごい、この時点ですごいよ」
主にどんなCMを作られたかというと・・・ソフトバンクの『白戸家』シリーズ、東京ガスの『ガス・パッ・チョ!』シリーズ、 トヨタ自動車の『ドラえもん』シリーズ、 家庭教師のトライの『ハイジ』など!!!
にっちやん「めっちゃ作ってるやんけ!!すごいね!?才能しか感じない」
澤本さん「そんなに言ってもらったのはじめて・・・」
にっちやん「すごい、でも全部ちゃんと頭に残ってる」
澤本さん「本当ですか?いやぁ、よかった」
一翔剣「澤本さん、お気付きかと思われるんですが・・・にっちやん勘は良いけど語彙が無いんです…」

そんな、CM業界にいけばみんなが列をなして話を聞きたがるような澤本さんが、なぜ今回ミューコミに来てくれたのかというと・・・ラジオが好きだから!
澤本さん「ものすごい好きです」
その好きが高じてTFMでは『澤本・権八のすぐに終わりますから』というラジオ番組もやっています!
さらに、テレビ・ラジオCMのアカデミー賞のような「ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS」のラジオCM部門審査員も担当!
審査員を集めるのを取り仕切ることもやっていたりするそうです。
(澤本さんはテレビのCMを作るより前の若い頃に、ラジオCMもいくつか作っていたとか!)
にっちやん「すごい。なんでもできる」
澤本さん「そぉー・・・でもないんですけど、ありがとうございます」
にっちやん「すごい」
澤本さん「そうしとこ」
ちなみにラジオCM部門の審査員には、よっぴーの名前も!
澤本さんとは同じ高校の出身という縁もあり、声をかけていただいたそうです!
そこからよっぴーと澤本さんは仲良くなり、今に至るわけです。

そして!そんな澤本さんは、 3月20日(金)公開の映画『一度死んでみた』の脚本を担当しています!!

『一度死んでみた』とは・・・
デスメタルバンドでボーカルを担当している反抗期こじらせ女子と、その父で製薬会社の社長と、その会社で働くとても存在感のうすい男性社員を中心に“2日間だけ死んじゃう薬”をめぐる、ハートフルS・F(死んだ・ふり)コメディ!


S・F(死んだ・ふり)コメディなのでもちろん(個性的な)お葬式のシーンも出てくるのですが……このシーンは澤本さんが“なんでもひとりで出来ちゃうタイプの友人”と話をしている時に「俺は一個だけ出来ないことを発見した。自分の葬式に出れない。」と悔しがっている姿を見て「あ、おもしろいな」と思い、今作でも特に描きたかったシーンのひとつなんだとか!

話の内容はもちろんですが、まずチラシを見て豪華すぎるキャスティングに驚きます!!
メインキャストは広瀬すずさん、吉沢亮さん、堤真一さん!
そしてリリー・フランキーさん、小澤征悦さん、嶋田久作さん、木村多江さん、松田翔太さん・・・
さらにさらに!本編中、ワンシーンしか出てこないようなところに、妻夫木聡さん、佐藤健さん、池田エライザさん、加藤諒さん、竹中直人さん、西野七瀬さん
・・・と書ききれないくらいたくさんの豪華キャストの姿が!!!!
にっちやん「あっ!でんでん知ってる!!」
一翔剣「でんでん知ってるの!?」

どこを見ても知ってる顔があり、誰が主演でも…というかそれぞれが主演の映画がこの世にいくつ存在するんだ!ってくらいの豪華さ。すごすぎて逆に冷静になってきた。
今回のキャスティングに関しては、これまでのCM現場での繋がりなどから、澤本さんがお願いして出演…となった方もいるそうです!
そんな中、LINEでブッキングされた人物がいます。それは・・・我らが一翔剣!
にっちやん「えっっっっ出てんの・・・?」
一翔剣「出てるんです」
にっちやん「えーーーーー!!!!!すごいじゃん!!!!(音割れ)」
澤本さん「出てくれたんです」

どんな役どころかというと、広瀬すずさん演じる主人公のデスメタルバンドのオタクのひとり!
にっちやん「ぴったりじゃん(即答)」

そして役名は『火葬場のオタク』!!
“オタクっぽい格好”と指定されていた撮影現場に、普段通りの服装で行ったら「そんな全力でやらなくても・・・!」と言われてしまったくらい骨の髄からオタクが染み付いて離れない一翔剣は、加藤諒さんをはじめ数多のオタクたちに紛れて見えなくなるくらいオタク!モブ力が高い!
撮影中も澤本さんと監督に、「よっぴーどこにいるかわかんないね・・・」と心配されることしばしばだったそうです。
モブすぎて背景に馴染みまくってる一翔剣。もし劇場スクリーンで見つけることができたら、あなたは能力者かもしれません。
(※参考 こんな感じのモブが本編中のどこかにいます。)

そんな『火葬場のオタク』こと一翔剣は、この映画の撮影現場を見てえらく手間がかかっているんだなぁと感心しては、にっちやんとは1秒も打ち合わせしないけど1時間できるなぁと思い、ものづくりの個性を感じたわけですが・・・。
完成した映画を見てみて、「もしかしてCMを作る感覚で映画も作っているのでは・・・?」ということを感じたそうです。
澤本さんの作られたCMといえば、15秒から30秒くらいの短い尺の中で見た人を飽きさせない面白さがあります。
一翔剣「この映画の中で、短めのコントが90分以上続くって感じなんですよ」
澤本さん「あぁ、それに近いかもしれないですね。人がこっちを向いててくれないと不安なんですよ。脚本書いてる時でも、隙あらばなんか入れようとしちゃって。そう書いてって脚本見せると…うざいって。」
特に2本目に脚本を担当した映画『ジャッジ!』では、「映画って、ずっとハイテンションでいると後半気持ち悪くなるから、ちゃんと息を抜くところを作ってくれ」と言われたとか・・・!
映画『一度死んでみた』では体感ずっとコントなのですが、“これでもけっこう抜いている”とのこと!
この抜き具合なども相談しまくった今作の監督はテレビCM「三太郎」シリーズや「ヒノノニトン」、「家庭教師のトライ・ハイジ」シリーズなどを手がけた浜崎慎治監督!
実は家庭教師のトライさんの声を担当しているのも浜崎監督だそうです!!
CMから現れるように、澤本さん曰く「監督自体が面白い方」!撮影中も、監督の笑い声でNGになってしまったカットもあるとか・・・。
にっちやん「一緒に撮影してて楽しそう!」
澤本さん「楽しいですよ!今回現場とても楽しかったですね。監督のおかげだと思います。」


さらに一翔剣、「ラジオ」と「YouTube配信」の2つをやるようになってから、「ラジオは偶然聞く人も多いから、最低限人が聞いたらめちゃめちゃ嫌になることは言っちゃいけない」けど「配信はクリックしたら自己責任なので言っていいこともあるんじゃないの」という意識を発見。
澤本さんがものを作るうえで、この意識の違いは「テレビCM」と「映画」の中で起きているのでは・・・?
澤本さん「あぁ…全然無かったですね。でも確かにそうですね。僕映画やるときも結局、CMでずっと培ってきたものをまんまコピペして映画に置いているから姿勢は同じなんですよ。映画の上手い人っていっぱいいるから、その方々と違った雰囲気っていうのは違ったジャンルから乗り込んできて作ったものしか残せないと思うので、それでやったんです」

つまりこの『一度死んでみた』の中では面白いCMがたくさん出続ける90分間を楽しめる・・・!そういう見方で楽しむこともできる映画です!

ですが、CMと違って売り出したい商品や伝えたいメッセージありきで作られるものではないのが映画。つまりメッセージは澤本さん自らが考えなくてはいけないことです。
澤本さん「結局、自分の中にあるものしか無いんですよ。自分が何が言いたいってそこまでの偉そうなこともないんだけど、書いてるとこの映画をつうじて僕が言いたいことってあるんだなってだんだんわかってきて。何が書きたくてやってるのかっていうのは書いてるうちに“あっ僕これ言いたいんだ”って後からわかってく感じですね。」

一翔剣が作中、特にいいなと思ったセリフのひとつが『違うってことはみんな才能だ』
これも、このセリフを伝えたいから〜のゴールにして脚本を・・・とかではなく、澤本さんが元々思っていたことをセリフに取り入れたものだそうです!
澤本さんの作るものたちが、どれもガツガツしていなくてどこか優しい雰囲気がする秘密がちょっと見えたような気がします・・・!!!

澤本嘉光さんが脚本を担当した映画『一度死んでみた』は3月20日(金)公開デス!


ちなみに、一翔剣は今回の放送で澤本さんが有名CMを作ってると知った時点でにっちやんが「私も出たい!」と言うかなと予想していたのですがそんな発言はこれまで一切ありませんでした。
にっちやん「だってさ、出してっていろんな人に言われるでしょ?たぶん。」
澤本さん「言われますね・・・」
にっちやん「でしょ?私はそういう人とは一緒にならないの(ドヤ)」
一翔剣「すげーーーーーー!!!!!!!」
にっちやん「こうして、徐々に仲良く親密になっていくの」
一翔剣「最後の最後、本音はCM出たいんだ?」
にっちやん「そうだよ。出たいにきまっとるやん!!」

一翔剣「それこそ『一度死んでみた』の中に今からだってにっちやんの役作りたいくらいのインパクトがあると思うんですけど・・・」
澤本さん「そうですよねぇ、出るならちゃんと出て欲しいよね」
一翔剣「おっ!!!」
澤本さん「たぶん、一番この人がやると“え!?”って思うのが良くて・・・例えば総理大臣とか」
にっちやん「え!!!!待ってやりたいやりたい!!だって私将来の夢それだったの!!」
・・・まさかのにっちやん総理大臣誕生の予感????


_____________________________
《映画『一度死んでみた』からのお知らせ》

◆3月20日(金)全国の映画館にて公開予定 →詳しくは各劇場のサイトにてご確認下さい
その他、詳しい情報はコチラ


_____________________________
《今後のゲスト!!》

3月10日(火)忘れらんねえよの柴田くん
アシスタントは田所あずさちゃん
3月11日(水)Http:(from GEMS COMPANY) 長谷みことさん、星菜日向夏さん、水科葵さん、赤羽ユキノさん
アシスタントはCROWN POPの三田美吹ちゃん
3月12日(木)上田麗奈さん

ゲストさんへの質問メールなども24時間受付中!!
キミの住所・氏名・年齢・電話番号を忘れずに!

宛先はコチラ
mc@allnightnippon.com

_____________________________
《 今夜のオンエア♪ 》


♪   銀河に乗って  /  カネコアヤノ



_____________________________
【番組へのメッセージの宛先】

Twitterでは月曜~木曜・夜22時からメッセージを募集しています
ハッシュタグ「#ミューコミプラス」を付けてつぶやいてください!
番組公式アカウント@mc1242のフォローもよろしくお願いします!
メールではmc@allnightnippon.comまで!
月曜~木曜夜24時からのミューコミプラスをお楽しみに!!

------------------------------------------------
【ミュ~コミ+プラスの聴き方♪】

ラジオを聴くと、これから流行るアーティストや、
お気に入りの音楽など、知らなかった世界との出会いがあるかも!

今はラジオがスマホやPCでも聴ける時代!
キミも好きな方法でラジオを聴いてみよう~!

■ [スマホで聴く場合]
<首都圏・北海道の方>
・下記の"radiko"のアプリをダウンロードして、そこから"ニッポン放送(首都圏)" または "STVラジオ(北海道)"に合わせてください。
 http://radiko.jp

<首都圏・北海道以外の方>
・全国のラジオ局が聴けるようになるラジコプレミアム(月額税抜き350円)にて、“エリアフリー”のご利用が必要となります。
 radikoエリアフリーについてはコチラ!
 http://radiko.jp/rg/premium

■ [PCで聴く場合]
<首都圏・北海道の方>
・「radiko(ラジコ)」“radiko.jp”のサイトを開いて、
 放送局『ニッポン放送(首都圏)』もしくは『STVラジオ(北海道)』を選んでください。
 (※関東地方・北海道地方以外の方は『radikoプレミアム[月額350円(税抜き)]』に登録する事により聴くことができます)

※またradikoでは【タイムフリー機能】 もあります。
 聴き逃してしまったり、夜中だと聴けない!という方も、1週間以内であればその放送が聞けてしまう機能!
 ただし「再生は1回のみ」
 1度再生すると「聴取可能時間が3時間」と限られていますので、時間に余裕がある時にご利用ください。

※ちなみに本日の放送は"コチラ"から!

■[ラジオ・コンポで聴く場合]
・首都圏の方は、"AM"なら「1242」に、“FM”なら「93.0」に周波数を合わせてください。
 (※AM、FM、どちらでも聴くことが出来ますので、電波状況などでお好きな方をお選び下さい)
・北海道の方は『STVラジオ』で聴くことが出来ます。
 (※各エリアの周波数については下記の一覧にてチェックしてみて下さい)
 STVラジオ周波数一覧

・それ以外の地域の方は、上記のラジコプレミアムにてお聴き下さい。

あとは月曜~木曜深夜24時に聴くだけ♪
勉強しながら、Twitterで番組に参加しながら…など自由なスタイルで聴いてみてください!

ページトップへ